日语经典朗读素材小王子(日语共读小王子04-星)
【前回提要】03-花(2)
王子さまの星は家ほどの大きさで、そこには3つの火山と、根を張って星を割いてしまいそうになるバオバブの芽と、よその星からやってきた種から咲いた一輪のバラの花があった。王子さまはバラの花を美しいと思い、大切に世話していた。しかし、ある日バラの花とけんかしたことをきっかけに、他の星の世界を見に行くために旅に出ることにした。
小王子的星球和房子差不多大,那里有3座火山,有扎着根好像要把星球割裂的猴面包树的枝芽,还有由来自其他星球的种子开出的一朵玫瑰花。小王子觉得玫瑰花很美,一直精心照料。但是,有一天小王子和玫瑰花吵架之后,为了见见其他星球的世界开始了旅行。
04-星(1)王子さまは小惑星325、326、327、328、329、330の近くを通りかかった。そこで、仕事を探したり、見聞を広げるため、それらの小惑星を一つずつ訪ねることにした。
最初の星には王様が住んでいた。緋色の衣に白点の毛皮を纏い、質素だが威厳のある玉座に腰掛けていた。
王様は自分の権威に執着する絶対君主であるばかりか、自分の星も、他の惑星も恒星も、全てを支配する宇宙の君主だった。しかし王子さまが夕日を見たいので、太陽に沈めと命令してほしいとお願いしても、「権威はまず道理に基づく」などと、理屈や例え話ではぐらかすばかりで、何もしなかった。
国王不仅是执着于自己权威的至高无上的君主,而且是支配包括自己的星球、其它行星或恒星的宇宙的君主。可是小王子因为想要看夕阳,就请求他下令让太阳落山,可是国王净是说些“权威首先要基于道理”等等,用借口和比喻支支吾吾,却什么也没有做。
夕日を見ることも出来ず、退屈してきた王子さまが暇を告げると、王様は王子さまを法務大臣に任命して、ここに留まらせようとした。しかし王子さまは大臣の職を丁重に断って、結局、この星を後にした。
也看不了夕阳,渐渐开始无聊的小王子去宣布告辞,国王就任命小王子为司法大臣,想要留住他。可是小王子慎重地拒绝了大臣的职务,最终,离开了这颗星球。
溜息をつきながら去っていく王子さまに、王様は急いで叫んだ。
朝着边叹气边要离开的小王子,国王急忙喊道:
「汝を吾が大使に任命する。」
“我任命你为大使。”
王様は威厳を漂わせていた。
国王显出非常威严的样子。
(大人って、本当に奇妙だな。)
(大人还真是奇怪呢。)
王子さまは旅を続けながら、そう思った。
小王子一边继续着旅行,一边这样想着。
二番目の星には、自惚れ男が住んでいた。
第二颗星球上住着自负的男人。
自惚れ男にとって、他人はみな、自分のファンなのだ。変な帽子を被っているのはファンの喝采に答えて挨拶をするため。王子さまの拍手に、自惚れ男は帽子を持ち上げ、恭しくお辞儀をした。王様のところよりは楽しかったが、五分も繰り返したら、飽きてきた。
对自负的男人来说,其它人都是自己的粉丝。戴着的奇怪的帽子,是为了向粉丝的喝彩回应致敬。小王子鼓起掌,自负的男人就拿起帽子,恭敬地鞠躬。虽然比国王那里有意思,但重复了5分钟之后,他就开始厌烦了。
「その帽子を落とすには、どうすればいいの?」
“怎么样才能丢下那顶帽子呢?”
王子さまは聞いてみた。しかし、褒め言葉しか聞こえない自惚れ男には、質問も全く聞こえない。ひたすら「私を崇拝しているかい」と、聞いてくるばかりだった。
王子さまはちょっと肩を竦めながらこう言った。
小王子试着问道。可是,只听得到夸奖的自负男,完全没能听到问题。只是一个劲地问着“崇拜我吗?”小王子轻轻地耸了耸肩,说道:
「崇拝しているよ。でも、なぜそんなことに拘るの?」
“崇拜啊。可是,你为什么要拘泥于那样的事呢?”
王子さまはその星から立ち去った。
小王子离开了那个星球。
(大人って、やっぱり本当に奇妙だな。)
(大人还真是奇怪呢。)
王子さまは旅を続けながら、そう思った。
小王子一边继续旅行,一边这样想着。
次の星には、大酒飲みが住んでいた。ほんの短い訪問だったが、王子さまは酷く落ち込んでしまった。
下一个星球,住着酒鬼。虽然只是一次很短暂的到访,小王子却感到非常郁闷。
「何をしているの?」
“你在干什么呢?”
「酒を飲んでいる。」
“喝酒。”
「なぜ飲んでいるの?」
“为什么要喝酒呢?”
「忘れるため。」
“为了忘掉。”
王子さまはこの男が可哀相になってきた。
小王子开始觉得这个男人可怜了。
「何を忘れるため?」
“为了忘掉什么呢?”
「恥を忘れるためさ。」
“为了忘掉耻辱啊。”
王子さまはこの男を救ってあげたいと思った。
小王子想要拯救个男人。
「何が恥なの?」
“是什么耻辱呢?”
「酒を飲むことが。」
“就是喝酒这件事!”
そう言い終わると、大酒飲みは沈黙し、二度と口を開かなかった。王子さまは当惑して、そこから立ち去った。
这样说完,酒鬼就陷入了沉默,再也没有开口。小王子非常困惑,离开了那里。
(大人って、やっぱり本当に本当に奇妙だな。)
(大人果然真的、真的很奇怪呢。)
王子さまは旅を続けながら、そう思った。
小王子一边继续着旅行,一边这样想着。
四番目は実業家の星だった。実業家は五億百六十二万二千七百三十一個の星を所有していた。王子さまが会った王様は星を支配してはいたが、所有してはいなかった。これは大きな違いらしい。星を所有すると、金持ちになれる。金持ちになると、誰かが他の星を見つけた時、それを買える。どうすれば星を所有できるか、誰よりも先にそれを思いつくことだ。実業家より先に、星を所有しようと思いついた者は誰もいなかった。実業家は所有する星を管理する。数えて数え直して、銀行に預ける。つまり、星の数を紙切れに書き、引き出しにしまい、鍵を掛けるのだ。
第四颗星球是实业家的星球。实业家拥有5亿162万2731个星球。小王子遇到的国王虽说支配着星球,可是并不拥有星球。这好像是很大的差别。拥有星球,就能成为有钱人。成了有钱人,当某个人发现了别的星球,就可以买下它。如何才能拥有星球呢?就是比任何人都提前想到。没有任何一个人比实业家更早想到要拥有星球。实业家管理所拥有的星球。把星球数了又数,存到银行里。也就是,把星球的数量写在纸片上,放进抽屉里,然后上锁。
「それでおしまい?」
“那样就完事了?”
「それで十分。」
“那样就够了。”
「僕は花を持っていて、毎日水をあげていたよ。三つの火山を持っていて、毎週煤払いを欠かさなかったよ。用心に越したことはないから、死火山もちゃんと掃除していた。僕が持っていることが火山にも花にも役に立っていた。でも、貴方はちっとも星の役に立っていないね。」
“我有花,每天都给它浇水哦。我有三座火山,每周都不曾缺过大扫除。小心为上,所以我连死火山也好好地打扫了。我所做的事情,对火山和花都有帮助。可是,你对你的星星并没有用呢。”
実業家は口を開けたが、返す言葉が見つからなかった。王子さまはそこから立ち去った。
实业家张着嘴,可是却找不到反驳的话。小王子离开了那里。
(大人って、全く本当にとんでもないな。)
(大人简直是真的荒唐呢。)
王子さまは旅を続けながら、そう思った。
小王子一边继续着旅行一边这么想着。
【次回予告】04-星(2)
王子さまが次につく星はいままでの星の中で一番小さい星だ。1分に一回自転するため、1分ごとにガス灯の点火や消火を行なっている点灯夫に出会う。王子さまはこの点灯人も変な大人だと思うが、いままでの大人よりはおかしくないと思う。そして、次の星で自分の机を離れたこともないという地理学者の勧めを受け、王子さまは地球へと向かう......
小王子接下来要前往的星球是目前到访过的星球中最小的。因为每分钟自转一次,所以遇到一个每分钟都要点燃和熄灭煤气灯的点灯人。小王子虽然觉得这个点灯人也是一个奇怪的大人,但又觉得他没有之前遇到的那些大人那样奇怪。在之后的一个星球上,接受从没离开过自己书桌的地理学家的建议,小王子将前往地球......
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